イスズ エルフ3tダンプのホイストシリンダーをオーバーホールさせて頂きました!!

整備・修理ブログ

ダンプの要ホイストシリンダーから油漏れが・・・

まずはじめに、ホイストシリンダーとはダンプトラックの荷台を持上げる主軸の部品の名称のことです。例えるならお婆さんをおんぶしたお孫さんの両膝といったところでしょうか。

車検整備でお預かりしたのですが、このシリンダー部分から油が染み出てきているのを点検中に発見しお客様へすぐ連絡をさせて頂きました。

いちばん大事な部分だから修理をとのご依頼を頂きましたので早速修理に取りかかります。

1番外側のカバーを外すと経年劣化で硬化したゴムパッキンが出てまいりました。

本来オイルの気密性を保つためにゴム製のパッキンが使われているのですが経年劣化でゴムが硬化することで気密性が失われオイル漏れの原因となるのです。

更にシリンダーを抜き取り、関係するパッキンを全て新しいものに交換していきます。

シリンダーに傷が入るとそれだけでオイル漏れの原因になりますので再度慎重に組み上げていきます。

オイルタンク規定量までオイルを注ぎ足し10回程度ダンプを上下させオイルが減ってないことを確認しオーバーホール完了です。

弊社では自動車に関わる全ての修理を出来る限りお客様のご意向に沿った形で行っております。

どのような内容の修理でも全力でお応えできるよう努力しておりますのでお気軽にご相談ください。

関連記事一覧