スズキ キャリィトラックのマフラー修理させていただきました!!

整備・修理ブログ

最初は中古マフラーの問い合わせだったのですが・・・

スズキキャリィトラックDA62Tのフロントマフラー(触媒一体型)を中古で探しておられるという部品の問い合わせがはじまりでした。

経年劣化によりマフラーの穴が開いた箇所にアルミテープを巻いて凌いでいらっしゃた様でそれにも限界が・・・

そこで中古マフラーを探されていたところ、弊社にお問合せ頂きました。

このフロントマフラーの新品価格は44,500円(税抜)と高額なのですが、中古品も負けず劣らず高額で32,000円(税抜)もするんですよ!!

部品交換ではあまりにも修理代金が高いので、もっと安く修理できる方法をご提案させて頂きました。

その内容とは、穴が開いている箇所を溶接で修理する方法です。

マフラーは鉄製なのに穴が開くの?と思われる方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明を。

エンジン始動時に高温になり停止時に低温を何年もくりかえすと表面の塗装が剥がれる→錆びる→腐る→穴が開くということになるわけです!

ということは周りの鉄板も必ず薄くなっていますので溶接の際に穴がどんどん大きくなっていくこともしばしば・・・

そこは溶接の腕の見せ所、最小限の穴でおさえつつ破れそうなところは補強していきます。

今回は結構最小限でおさえられた方だと思います。

溶接後に排気漏れがないか確認し、耐熱スプレーで塗装が終われば完了です。

中古部品で修理すれば32,000円+取替工賃3,000円の消費税込み38,500円だったところ、な、な、なんと5,500円でのご提供です!!ぜひこの機会をお見逃し無く!!

と言いたいところではございますが弊社ではマフラー溶接は通常価格で3,300円から承っております。

マフラーの破れは、排気漏れはもちろん騒音の原因にもなりますのでマフラーに異音や異変を感じたらぜひお気軽にご相談ください。

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